好きとスキが重なった日
後半戦の授業が思いの外あっという間に終わり、放課後になった。

今日は、明日香とゆずきとリュウと私の四人で、勉強することに!!

ミスドに向かう途中…
今更ながらゆずきが不意をさしてくる。


「なんで女子会に男子が混ざってんのよー?」


「それは、ミリーが心配だったからに決まってんだろ?
加藤ちゃん」


「何よ、ちゃん付けなんかしちゃって…
やっぱり今日は帰ってくれない?」


「ゆずき!今日は女子会じゃなくて、勉強会だよ?」


「美莉亜は一体誰の味方をしているの?
私!?それとも中島くん?」


「それは………」


「あぁーもううぜぇー
俺がいなくなればそれでいいんだろ?
俺がいなくなればいいんだよな?
ゆ・ず・き」



ゆずきの言った言葉が耳障りで鬱陶しくなったのか、リュウがいかにも絶対に言わなそうな言葉を発した。

自分で言ったリュウが一番驚いた顔をしている。
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