好きとスキが重なった日
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あの日から早月日が流れ、とうとう期末テスト当日になった。

一週間前に期末テストがあると知ったその日から余裕が無かったのに、あの日が原因で眠れない日々が多く続き、勉強しても悠真の事ばかりをどうしても考えてしまい、中々勉強が手につけなかった。

それを知った最強コンビ三人が
私を勇気づける為にカラオケに連れて行ってくれたり、私の家に来ては、進んで勉強会を開いてくれてすごく嬉しかった。


やっぱり友達って私にとって大きくて、かけがえのない存在だと思う。


悠真とはあの日から通りすぎても、目を合わせないようにしてきたし、なるべく悠真を避けるようにしてきた。


悠真も次第に私と同じように避けるようになったことだし、もういっそのことこれで良かったんだと思う。
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