好きとスキが重なった日
私はテストの注意事項について、アナウンスが流れるのと同時に、ゆっくりと目を閉じた。

私の耳の中では今、生徒の声がぐるぐる駆け回っていて、頭の中では悠真がよそに人物像として脳裏に浮かんだ。


その人物像が私に何かを伝えるように、だんだん濃くなっていく。



刻々と時間が経過し、チャイムが鳴るのとともに…
担当の先生が解答用紙と問題用紙を配布し、テストに挑んだ。

テストが始まる前に切磋琢磨最終確認をしたから、問題用紙を見た瞬間…



「これきたー!」

と思い、心の中で思わずガッツポーズ。


にやけが恥ずかしいくらいに止まらない。






先生から見たら…

私はまるで変人だ。






でも本当に嬉しかったんだもん!



勉強して本当に良かった♪
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