好きとスキが重なった日
「直也、これどうしたんだよ!」


「これ、レンタルしたんだ!
せっかくのパーティなんだから、華やかにしたくてさ!」


「レンタルって言っても高かったんじゃ…?」


「別に悠真が気にすることじゃない
俺からのプレゼントだと思って?」


「直也!ありがとうな」


悠真は藤木くんがした事に対して、すごく驚いてた。
でも悠真すごい嬉しそう!

男同士の情は熱いな~。



「ほら!早く着替えて来ないと、パーティ始められないじゃん…
行ってこい!」


そう私と悠真の背中を叩いて、後押しをする藤木くん。


そういう藤木くんだって、まだ着替えてないじゃん!



そう思いつつも私は空き教室に入り、ドレスに至急着替えた。


さっき藤木くんがドレスとともに渡してくれた、このドレスに似合うヒール。
コサージュやアクセサリーも、セットだったのかな?
< 434 / 527 >

この作品をシェア

pagetop