好きとスキが重なった日
家に着くと…
お母さん、お姉ちゃん、お父さんが私達を出迎えてくれた。

私がグッチョブすると、家族皆が「おめでとうー!!」

と言って、私達のことを祝福してくれている。


お母さんが奮った美味しいご飯を食べながら、家族だんらん会話をしていく。

お父さんと悠真はすっかり仲良くなり、"これからもよろしくなー"とか"俺に息子が出来たみたいだよ!"

とすっかりご機嫌。


ご機嫌になったお父さんにプレゼントを手渡すと、お酒に酔いしれたのか、泣いていた。


「ありがとうな、二人とも
父さん、これで海外出張頑張れる!」

そして私とお姉ちゃんを、優しく抱き締めてくれた。


皆にプレゼントを手渡し終え、いちごがたくさん乗った、クリスマスケーキを皆で食べることになった。

お母さんは"二人からもらったこのエプロンで、美味しいご飯作るよ♪" って張り切っていたり…


逆にお姉ちゃんは、私に負けない恋をするんだからー とか言って、断然恋愛するやる気が出ている。


悠真はずっとアルバムを膝の上に置いて、中々手放さない。

それほど、大切にしてくれて嬉しいな。

それと、悠真から家族にネックピローなどのプレゼントをしてくれて、嬉しかった。



目の前に出されたケーキに向かって、頬張っている私。


「口に生クリーム付いてる」

フォークで食べていたにも関わらず、生クリームを口に付けてしまった。


私の口に付いた生クリームを悠真が指で掬い、ペロッと食べてしまう。


悠真は笑いながら"旨い!" って喜んでた。

悠真と目を合わせながら微笑む私達。





ほんの些細なことでもお互い笑い合える、この幸せな時間がずっと続きますよーに…。







~*fin*~


これはあくまでもフィクションです。
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