好きとスキが重なった日
*悠真の心の声*


やっぱり俺には人を愛す権利がないのか?


あの日アイツが俺に向かって放った言葉、今も忘れられない。




「お前は彼女を幸せにできんのか?」


俺の親友の誠人(まこと)が言った最後の言葉。

そして俺達はもう親友ではなくなった…。







結局は彼女を幸せにすることが出来なかった俺。




あれは俺が中1の頃だな。




あの日俺は途方に暮れながら、街灯が色づき始め、暗くなった道を歩いていた。


すると、知らない人に声を掛けられている
彼女に出会う。





俺はあの時運命だと感じた。
< 54 / 527 >

この作品をシェア

pagetop