好きとスキが重なった日
俺はその時に思ったんだ!


俺は人を愛していいのか?ってな。



俺の前からは、親友の誠人や彼女の由紀までも去っていき、そして学校では俺の悪い噂が立ってしまう。



その日から俺は眼鏡を掛けるようになり、地味男を演じつつも中学を卒業して、やっとの思いで高校生になった。






俺はまだ人を愛することを知らない。
その気持ちを背負いながら、今を生きてきた。









俺は美莉亜を幸せにできんのか?







俺だって、怖いんだよ…







また人を傷付けてしまうことが・・・






でも俺は絶対、美莉亜を幸せにする。



何があっても、必ず。





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