好きとスキが重なった日
掃除が完璧に終わり、何もやることがなくなった私が暇を弄んでいたら、悠真が咄嗟に話し掛けてきた。


「何か、さっきはごめんな
冷たい態度とっちゃって…

自分でも正直よくわかんない」


「ううん、全然平気!
それにしても、掃除終わったのに生徒会長遅くない?

このまま忘れ去られて、ここに閉じ込められたりして」


「何バカなこと考えてんだよ?
大丈夫!もうすぐ来るさ」





悠真の予想は案の定的中。


本当にすごいな、悠真って・・・










でも悠真にも一つくらいは、私に言えない秘密があるんだよね?
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