片思い。
真守くんの横顔、ほんのり赤いんだもん。
夜なのになんで見えるんだろうって思ったけど、明るかったらもっと赤いのかな?なんて思ってみたりした。
周りから見てもわかるくらい、浮かれてる。
「真守くん、好きだよ。」
とても言いたくなった。
愛しい人に。
すると、真守くんがあたしの目をとらえた。
「……俺だって好き。ゴホン……付き合って、ください」
「っはい…っふふ」
やばっ。
嬉しいのと、真守くんの顔が面白いのとで、わらいがでてしまう。
「っ笑うなよ……っとに、可愛いやつ」
たまに出る甘い真守くんには一生勝てないとおもった。