片思い。




「あたし廊下側の前から3番目。」


雅があたしたちのとこに来て、そう言った。


「うそっ!あたしは廊下側の前から2番目!やったー!」


え、いいなー!


あたしも近くになりますように!



「……はぁ。あたしは窓側の一番後ろー。結構離れちゃったねー。」



「まぁ、でも一番いい席じゃん!遊びに来るからさ!」



「うん……!」



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