不機嫌主任の溺愛宣言
あとがき
あとがき
『不機嫌主任の溺愛宣言』お読み頂き誠にありがとうございました。“いい歳した”“いい男”が初恋でジタバタする溺愛ラブストーリー如何でしたでしょうか。
この物語は私にしては珍しくベリカフェ的な王道を書こうと思って書き始めたものなのですが、何故だか書いているうちにやけにコント感が漂い出しまして。最後の方はもはや恋に翻弄される忠臣の方がヒロインで、ぶれないイケメン魂を持つ一華の方がヒーローのような錯覚がしてきました。どういうこっちゃ。
堅物なイケメン上司が部下を溺愛する。ストーリーだけ見ると間違いなく王道なのに、最終的にコレジャナイ感が漂う、王道のようで王道じゃないちょっと王道なラブストーリーですが、読まれた方にお楽しみ頂けたら幸いです。
それでは。また別作品で皆様にお会いできることを願って。
2015.02.16
桃城猫緒