優しい瞳
「お前、体大丈夫なのか?」


「あはは 大丈夫大丈夫!」


「そうか・・・・」



あはは 会話続かねーー








「体・・・やべえんじゃねえの?」


「へっ・・・?」

「理人先輩から、聞いた。」



「なんだぁ、聞いたんだあ。」

「おぅ、」



「私、結構やばいんだよね。
さっき、お母さんたちが後、二ヶ月とか言ってたし。」

「怖くないのか?」



「・・・わいよ。 こわいに決まってんじゃん。
だって、もう バスケ出来ないんだよ。」




「ごめん。無神経なこといいすぎた。」


「いや。」








あーあ。 啓太に知られちゃった。


「彩、インターハイにはでるんだろう」





「死んでも、でるよ!」

「あはは そうか」


「啓太、ごめんね。
インターハイ前なのに。」



「何いってんだよ。なんかあったら言えよな。」

あぁ、あなたの言葉を聞くだけで
私は、頑張れる気がするする。




こんなに、好きになっちゃうんだ。





「啓太、みんなに・・・言わないでね。
絶対。」




「おぅ!まかしとけ!
お前も、きついと思うけどがんばるんだぞ。」




「うん。」


「じゃあ、いくな。」


「ばいばい!」


「おう!またな。」










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