優しい瞳









今日は、インターハイ初日。

私たちの試合は、明日だ。



私は、結局あの後 夜に家に帰って、
次の日も 部活にいった。



それが、どれだけいけないことかは、
私も、先生も知っていた。



けど、先生は 私を行かしてくれた。


先生には、本当に感謝している。



その、おかげで あんまり監督にも
疑われなかった。

レギュラーからも、外されなかった。







これが、私の最後の戦い。

負けたら終わり。




ここで、戦う事は 高校でバスケをしている人にとったら、目標。



ここで、戦えることに誇りを持たなきゃ




「彩ーー!開会式始まるよー」


このメンバーで戦えるのも、最後かもしれない。

だから、私は死んでも日本一になってやる。




「わかったー!

ねぇ、結衣、日本一なろうね。」



「何急に・・・・ あはは
変なの。


もちろん、日本一になるのは内前高校ですよ。」


結衣のこういうところが大好きだ。


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