優しい瞳
なんか、顔赤いけど大丈夫かな、

よし、アイス買ってこようっと。

「早風くん、神田くんアイス何味がいい?」

「おれ、彩ちゃんが買ってくるのならなんでもいい!」
「おれも、なんでもいいよ。
なんか、ごめんな。」

「あはは、クリーニング代に比べたら安いもんだよ。じゃあ、いってきまぁす」


ふぅ、あと2ヶ月でインハイ地区予選か・・・
なんて、思いながら並んでるとあっという間に順番がきた。
私のアイスもなくなったから買おうっと

適当に選んで、早風君たちがいるところに行こうとすると、

「ねぇねぇ、ひま?」
「俺らと、遊ばない?」

いやいや、アイス両方で三つ持ってる時点で暇っぽくないでしょ、

「友達またせてるんで、まったく暇じゃないです!」

「じゃぁ、友達も一緒に ね?」
「いや、男子もいるんで」

すると、態度か急に変わり
「つべこべ、言わずについてくればいいんだよ。」
と、二人組の男に両腕を掴まれてしまった。

「大丈夫だよ。優しくしてあげるから。」

なにが、大丈夫なんだよ。

てゆうか、ガチでやばいかも。
どうしよう。ここ、全然人通らないじゃんか 泣


彩、絶対絶命!?


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