私は、あなたの中身に惹かれました…!
ドアを開けたのは、体型から男の人に見える。

ずっと暗い中にいたので、外の光が眩しくて、誰が開けたのかまだぼやけて見えなかった。

光に少し慣れて、だんだん男の人の顔が見えてきた。

すると、男の人が

「…誰?」

と問いかけてきた。

え、それはこっちのセリフ…

まぁ、とにかく答えてみる。

「…え、えっと…、バスケ部1年の、南です…」

「…バスケ部か。もうバスケ部皆帰ったみたいだけど、倉庫で1人なにしてんの?」

「えっと…、マネージャーなので片付けを…」

「マネージャーなんだ。偉いねー、1人で片付けなんて。」

そう言って近づいてきて、私と目があった。
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