私は、あなたの中身に惹かれました…!
そう思いながら、試合の片付けを始めた。

その途中、グラウンドを見ると、サッカー部が輪になって反省会をしているようだった。

じっと見ていたら、優希先輩がこっちを見た。

一瞬目があったけれど、すぐに逸らしてしまった。

やっぱりまだ真っ直ぐ目を見ることは出来なかった。

どんな顔をすればいいか…

分からなかったから。
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