私は、あなたの中身に惹かれました…!
私たちは、両親にクラスを伝えてから、2人で教室へ向かう。

「1年3組…あそこだ!」

「ぅえ、3階かよ…。」

「文句言わないのー。早く行こーよ彼方ー!」

「えー、ゆっくりでよくね?」

「もーつべこべ言ってないで行くよ。」

「ちょ、波瑠加、ちょ、まじ、ちょ、まてよー」

私は彼方を引きずって教室に入った。

どうやら私達は1番乗りだったようで、教室には担任の先生らしき女の人がいた。

「あ、1年3組の生徒の子?」

そう言ってその女の人は私達に近づいてきた。

「あ、そうです…」

そう私が答えると、女の人は笑顔で、

「そうなの〜!私、1年3組の担任の舞原 桜(マイハラ サクラ)です。これから1年間よろしくね!」

と言った。

私たちは、

「あっ、よ、よろしくお願いします!」

と、頭を下げた。
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