呪いのテディーボーイ
[四年前のだね]
表紙を見て確認した。
---- 数分後----
アルバムは全部確認したがそれらしき手がかりもなく
[今日はもう諦めよう。]
ということになった。
しぶしぶ図書室から出ようとしたとき、なかなか図書室に来る機会がないので小説を借りていこうと思った。
[ちょっと待って。]
図書室から出ていく寸前だった裕太を呼び止め、一番古い本棚に向かった。
一つずつ題名を見ていく。一つの本で目が止まった。とてもホコリっぽい。
長い間誰にも読まれていないようなその本を手に取り、ホコリをはらった。そして、サッとページをめくっていくと、
ストンッ
あるページにきたとき
何かがページの隙間から落ちてきた。