呪いのテディーボーイ
その頃 裕太は
教室にポツンと残さていた。
先ほどまで他に何人かの生徒がいたが少しずつ減っていき最後には一人だけになってしまった。
[は~]
今日はずっとドキドキしていた。
だからやっと心臓を休められる。
そんな気分だった。
でも、ドキドキはおさまるわけでもなくその逆に考えれば考えるほど思いは膨らんでいった。
早く凱に教えたい!今はそのことしか考えられなかった。
まだかな?
まだかな?
まだかな?
まだかな?
まだかな?
なんだか眠くなってきたな。
ちょっとだけならいいか、なんだか飽きてきた。
自分の席に座り
いつも授業中に眠いっているのと同じ姿勢になった。
そうか、今日はあの話でドキドキして珍しく授業中 寝なかった。だからかな。
そんなことを考えているうちに眠りについた。