桃と梨の物語【完結】



そんなことを考えていると
担任が


「……そーだな……
関口の隣空いてるし、多崎の席はあそこな。」


ん?


関口?


………………



まかさ、一緒のクラスなのか……



……ある意味チャンス?


静かにうなずいてせきについた。


俺はわざとこの学校に来た。


もちろん、桃がいるからだ。


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