大切な君に
見ず知らずの先生に案内され、入学式会場へ。



そして、入学式が始まる…。


1人1人の名前が呼ばれて、返事をして起立。


うわっ、恥ずかしっ!!やだなぁ。ってかみんなみんな見てるし…。

心の中でそう思いながら、あ、次だ。と咳払い。


「守野沙耶。」


「はい。」


目の前に座っている先輩たちの視線が一斉ににあたしに向けられる。


こ、ここ、声が!!声が裏返ってしまった(悲)


顔が赤くなるのが自分でもわかる。



もぅ最っ悪!!
< 2 / 94 >

この作品をシェア

pagetop