大切な君に
「そうだったんだぁ。モテる女は辛いねぇ。(笑)」


−ドキン−





よ、良かったぁ。
いや、和希は気づいていたのかも知れない…。



きっと…言うから。



だから…




言うまで、待ってて下さい。




ごめんね。



ありがとう。





「何やってんの〜?早く食堂行こうよっ。あたしお腹空いちゃった〜。」




−ドキン−




「う、うんっ。」



鼓動がおさまらない…。








でも、あたしはこの後、初めて自分をイヤな女だと思うことになる。







本当にバカだよね……。









あたし……









本当に最悪………
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