大切な君に
何だろ?
和希の腕に、グチュグチュになった傷のようなものが、チラッと見えた。
「和希、その腕…」
「腕?」
「うん。その傷どうしたの?」
その時、一瞬だけだけど…和希の顔が曇ったような気がした。
でも、すぐにいつもの優しい顔に戻って…
「あ、コレ?この前の空手の練習で、ちょっとぶつけちゃって。」
−ドクン−
あの曇った顔が気になったけど、和希の言葉を……信じよう。
きっと話してくれる日がくるよね?
待ってるよ──
和希の腕に、グチュグチュになった傷のようなものが、チラッと見えた。
「和希、その腕…」
「腕?」
「うん。その傷どうしたの?」
その時、一瞬だけだけど…和希の顔が曇ったような気がした。
でも、すぐにいつもの優しい顔に戻って…
「あ、コレ?この前の空手の練習で、ちょっとぶつけちゃって。」
−ドクン−
あの曇った顔が気になったけど、和希の言葉を……信じよう。
きっと話してくれる日がくるよね?
待ってるよ──