大切な君に
気がつくと、あたしの背中に激痛がはしってた。







「うっ……」









すると、和希のお父さんは耳元で……








「警察に通報されてたまるか…ハハッ」








「きゃあああっ」




隣で和希の叫び声が聞こえる……






あたし意識はそれと同時に、遠くなる。








ゴメンね和希……。
守ってあげられなかっ……た……。
< 40 / 94 >

この作品をシェア

pagetop