大切な君に
目をあけると、そこは真っ白な世界。







これは、夢の中………?






あたしは方向感覚もなく、ただ前に進んでみると、そこには和希が和希のお父さんに虐待されている姿があった。









「………っ!!」










あたしは和希と和希のお父さんに近寄ろうと必死で走るけど、どんどん離れて行ってしまって、追いつくことができない。







すると、その姿は消えて、和希が目の前にいる。





「和希…?」










すると、和希はロープを自分の首に巻き付けた。
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