大切な君に
「なにやってんの!?
ダメだよっ!!」






和希のところに行こうとするけど、体が動かない。








「沙耶……、ゴメンね。ありがとう。」








和希はそう言って、











首に巻くロープを強く引っ張った。













「…い……やああああっ!!」












すると、またその姿は消えて、違う場所にいた。




なんでだろう…






知らない場所なのに、何だか懐かしいような気がする。
< 58 / 94 >

この作品をシェア

pagetop