大切な君に
「ここ……」






あたしが周りを見渡すと、知らない男の子が近づいてくる。









知らないのに、なんだか知ってる気がする。









すると、彼は……





「もう心配しないで。
俺が守るから。」










と言って、あたしを抱きしめた。









あたしは、知らない男の子なのに、なぜか……、








「うん。」








といって、安心してしまった。
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