大切な君に

不安

昨日見た夢が忘れられない。





誰なの……?





あたしは和希に相談しようと思い、立つと……






−ドクン−








うっ……、ヤバい。







なんか気持ち悪っ……





「沙耶〜?どうしたの?」





すると、あやが駆け寄ってきた。








「あ、なんか気持ち悪くて…」










「えっ!!大丈夫!?保健室一緒に行こうか?」








「ううん、大丈夫。
一人で大丈夫!」







「……でもっ」







「大丈夫っ。じゃあ行ってくるね。」








「うん。なんかあったら言ってね!」







「ありがとうっ」





あたしは一人で保健室に向かった。







これから、もう一人の残酷な真実を知ることになるなんて知らずに……
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