大切な君に
保健室に入ると、先生がいた。




由紀先生。



あたしはこの先生は大好き。




スゴく優しくて、しかも女の先生だから、女子の悩みとかは分かってくれる。






「あら、沙耶ちゃんっ。顔真っ青じゃない!ほら、ベットに寝てっ!!」





「は…はい…。」






あたしは先生に手を引かれてベットに寝る。







「まだ無理しちゃだめよ。」





「はい…すいません。」









「いいのよ。ゆっくり休んで。」






そう言って、先生は笑顔を向けた。







あたしはこの笑顔にどれだけ助けられたか。







「はい…ありがとうございます。」








あたしがそう言うと、先生はベットの周りのカーテンを閉めた。
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