大切な君に
「………へっ?」







あたしがそう言うと、倉田くんは声を裏返して、あたしに問いかける。







「へっ?じゃなくて〜!」






「本当に俺でいいの?」








倉田くんはスットンキョンな顔であたしを見る。









「もちろんっ!」
< 72 / 94 >

この作品をシェア

pagetop