真逆な2人

?「あんたが私のお兄ちゃんを殺したのよ!!
あんたさえいなければ...お兄ちゃんも麗さんも死なずにすんだのに!!お兄ちゃんは産まれてくる赤ちゃんを楽しみにしてたのよ!?あんたが3人を殺したんだ!あんただけ生きてんじゃないわよ!」

真っ暗の何も見えない空間に私ともう一人の女の人がたっていた。きっとこの人はお父さんの妹さんなんだ。私のことをずっと恨んでいるんだ。この人はずっと私の気にしていたことの答えを言っているような気がした。やっと目が覚めた。私は幸せになってはいけないのに。しかもお父さんを殺した暴走族と一緒にいるなんて。何考えてるんだろ私。そんなことを考えていると
頭に激しい頭痛が走った。息も苦しくて意識が朦朧とする中女の人は拳銃を取り出した。

?「お兄ちゃんの痛みをお前にも味あわせてあげる。」

そういって撃たれそうになった瞬間ある人の声で起こされた。

龍「...な!起きろ麗奈!」

麗「龍斗...?」

あぁ夢だったんだ。でもきっとあれはあの人の本心だったんだ。もぅ疲れたよ。なんで私だけ生きてるのよ。私も連れて逝ってほしかった。何で私だけおいていったの。
私は今まで我慢していた思いが涙となって溢れ出た。

麗「っん...ふぇ。龍斗たすけて。もぅ嫌だよー。っうぇぇぇぇぇーん。」

龍「大丈夫だ。お前は一人じゃない。俺らをもっと頼れ。」

それからら私はしばらく泣き続けた。

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