真逆な2人
龍斗の過去~これからの2人~
龍斗side

10月7日。俺の8歳の誕生日に事件は起きた。
俺には4歳上の雨龍という兄貴がいた。兄貴が誕生日プレゼントを買ってくれるっ言ったから俺らは一緒にデパートにきていた。

兄「龍斗は何が欲しいんだ?」

龍「んーとねー○○ライダーのメダルがいーなー!!」

兄「おし!んじゃ買いに行くか!」

龍「うん!」

こうして俺らはおもちゃ売り場に行ってメダルを買って歩いて帰っていた。

信号待ちをしていた俺は待ちきれずにメダルの袋をあけた。これが間違いだったんだ。メダルは袋から落ち道路に転がっていった。この時の俺には早く拾わなきゃと言う考えしかなくて車が来ていることに気づかず道路に飛び出した。

キキキキィーー....!!

兄「龍斗っー!!!!」

龍「....っ!!」

俺はこの時死を覚悟した。でもどんだけたっても俺の体に痛みは来なかった。
俺は恐る恐る目を開けると血だらけの兄貴が倒れてるのが見えたんだ。どんどん兄貴の周りには人が集まってきて俺からは兄貴を捉えることはできなかった。

しばらくして救急車で兄貴は運ばれた。

兄貴は即死だった。頭蓋骨損傷、に加えあばら骨の骨折、出血多量....

ゆういつの救いが顔が無傷だったことだけ。この日から俺は両親に嫌われた。

母「あの時あんたがメダルなんてあけなければ....!!」

父「お前は何を考えているんだ!!お前のせいで雨龍は....!!」

俺は毎日毎日暴言を吐かれた。そして俺が高校にあがったころ家と金を渡され俺は捨てたれた。今の親とのつながりが毎月送られてく金。これだけになった。


ーーーー。

龍「これが俺の過去。毎年今日になると自分をせめてけど今年は麗奈のおかげでせめなくてすんだ。」

麗「今日がお兄さんの命日....?お墓参りは?」

龍「俺は行っちゃいけないんだ。もしも親にあっちまうと親が悲しむから。俺が龍希に入ったのは荒れまくっていた俺を昇さんや昴さんが救ってくれたってのもあるけど兄貴が憧れていた族だからなんだ。だから俺はもぅ誰も失いたくない。麗奈が生きててくれてよかった。」

麗「龍斗....」

龍「俺はこの世に生まれてきたことが間違いだったんだよな。そーすりゃ兄貴は今も生きてたのに。」

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