確信犯
連泊先のビジネスホテルへ。
一緒にタクシーで。
宿泊荷物を取りに行かされた。
高い研修費用を思い出して。
仕方なく、従ったけど。
着いた場所は。
レストランもある高級ホテル。
なのに。
何故、スイートルーム直行?
警戒していたら。
すぐに、ルームサービスが届いて。
あー、もう。
言葉が足りなさ過ぎる。
「せっかく老舗料亭でも、ロクに食べれなかっただろ?寛げないし」
そう――いう。
無駄な、優しさめいたことは。
要らないのに。
言葉に、するんだ。