激甘警報発令中!恋人たちの甘い ラブ・ジュレ
俺は17階に上がり
輸入部のガラスのドアを無言で押し
ブースが並んだ通路を静かに歩いた。
その一つに近づいた。
背を向けて座った女性社員は電話中だ。
「承知しました。ご連絡をありがとうございます。失礼します。」
彼女は津川舞。
パソコンの画面に意識を集中していて
俺が背後にいることに気づいていない。
彼女は先週出張先の香港へいきなりやって来た。
週末を二人で過ごした痕跡は今の彼女にはなく
俺はがっかりした反面
仕事中の彼女をこっそりと拝めて
一人ほくそ笑んだ。
輸入部のガラスのドアを無言で押し
ブースが並んだ通路を静かに歩いた。
その一つに近づいた。
背を向けて座った女性社員は電話中だ。
「承知しました。ご連絡をありがとうございます。失礼します。」
彼女は津川舞。
パソコンの画面に意識を集中していて
俺が背後にいることに気づいていない。
彼女は先週出張先の香港へいきなりやって来た。
週末を二人で過ごした痕跡は今の彼女にはなく
俺はがっかりした反面
仕事中の彼女をこっそりと拝めて
一人ほくそ笑んだ。