私と上司の秘密
途中、課長は、スーパーに立ち寄った。


課長がスーパーのカゴを持って店内に先に
入ったが、その姿が、何だか似合わなくて、
私は、思わず笑ってしまった。


そんなこと、お構い無く課長は歩いて行くので、私は、その跡を必死について行った。


課長の独り暮らしには、似つかわない量の
品物をカゴに入れていたので、始めは、不思議
に思いながら眺めていたが、


『もしかしたら、私の知らない誰か
〈女性!?〉と一緒に住んでいるの
だろうか…。』

そういう考えが頭の中によぎり、段々、
何か、不安になってくる…。
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