私と上司の秘密
私が、お風呂から出て来ると、課長は、
こちらに顔を向けた。


入浴前と同様に涼しい顔をして寛いでいた
ので、私は、テーブルを挟んで前に座った。



すると課長は、

「さあ、凛に『お仕置き』始めようか。」

そう言って、膝立ちをして、不敵な笑みを
浮かべていた。


「本当に、するんですか?」

私は、課長の笑みが、どういった意味にとったらいいか見当もつかず、座ったまま、課長と
距離をとろうと、離れようとする。


すると、

「そんなに、俺が怖いのか?
別に捕って食おうとしている訳じゃない
のにな。」


と言いながら、私と距離を詰めてきた。


すぐに二人の距離は縮まり、いつのまにか、
私は、壁に追いやられていた。


まるで、獣に襲われている小動物のように…。
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