私と上司の秘密
いつもなら、薄暗いライトの明かりで、課長の
顔を見ることが多かったが、今日は、違う…。


明るい状態でアップの課長の顔を見ることに
慣れてなく、おまけに改めて課長の顔を見ると、整った綺麗な顔が近づいてきているので、更に心臓がドキドキ鳴り止まない。


顔に熱があるみたいになり、きっと今、私は、
真っ赤な顔になっていると思う…。


もしかしたらその顔が、課長にバレているかも、知れない…。


課長は、私の気持ちを知ってか知らずか、
そんなこと関係ないと言うように、

「そんなに怖がらなくていいのに…。」

私の耳元で、甘い声で告げる。


そしてまた、意地悪な笑みを浮かべていた。


更に、私の心臓を煽るようことをされ、
爆発寸前のような状態にされてしまう。
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