私と上司の秘密
8 進展
課長の話したことは、間違ってはいなくて、
本当に、実行に移された。
次の日、私は、半強制的に有給を無理矢理取らされてしまう。
それも、病欠という理由で…。
しかし私は、いたって元気そのものである。
私は、今まで有給を取る時は、正直にしか申告したことしかなく、嘘をついて取ったことが
ないので、会社に電話連絡するのに、スマホを持つ手に脂汗をかき、そして若干震えながら、電話に出た担当の人に何とか伝えた。
「お大事にして下さい。」
と電話対応した人に言われたことに、心がかなり痛んだ。
私の隣でそのことを聞いていた課長は、声を
出さず、押し殺して肩を上下に揺らして笑っていた。
そのことに、釈然としない私だったが、従ってしまった私も私だから、仕方がないかも知れない。
課長は、もともと出張の次の日は、休むことを伝えてあったらしく、何の躊躇いもない様子
みたいだ。
本当に、実行に移された。
次の日、私は、半強制的に有給を無理矢理取らされてしまう。
それも、病欠という理由で…。
しかし私は、いたって元気そのものである。
私は、今まで有給を取る時は、正直にしか申告したことしかなく、嘘をついて取ったことが
ないので、会社に電話連絡するのに、スマホを持つ手に脂汗をかき、そして若干震えながら、電話に出た担当の人に何とか伝えた。
「お大事にして下さい。」
と電話対応した人に言われたことに、心がかなり痛んだ。
私の隣でそのことを聞いていた課長は、声を
出さず、押し殺して肩を上下に揺らして笑っていた。
そのことに、釈然としない私だったが、従ってしまった私も私だから、仕方がないかも知れない。
課長は、もともと出張の次の日は、休むことを伝えてあったらしく、何の躊躇いもない様子
みたいだ。