私と上司の秘密
すると、

「起きてたのか?」

突然、課長が目を覚まし、私に声をかけて
きた。


「あっ、はい。」

私は、曖昧な返事をした。


「俺、こんな熟睡したの久しぶりかも知れない。」


私に、笑顔で言いながら、課長は、私の好きな手で、髪をかきあげた。


私は、その仕草に色気を感じ、思わずドキっとした。
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