私と上司の秘密
朝御飯と後片付けも終え、出勤前の準備を
しようと洗面台の前に立つ。


へアセットをするのに鏡を見ると、

「・・・ひえ~っっっ!!!」

私は、奇声のような言葉にはならない変な声を出してしまった。


何か首筋が痛がゆいと思っていたが、そこは、
虫に刺されたように、あちらこちら、赤くなっていた。


『…これは、見覚えがある。』


圭介の所へ走るように向かった。


「こっ、これは、なんですか?」

首筋を擦りながら問いただす。
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