私と上司の秘密
しかし私は、取り合えず、食べようと思い、
作り置きしてくれて置いてくれてあるテーブル
の前まで行くも、気持ちが悪くなり食べる気もおこらない。


枕元にペットボトルのお茶を置いて、何も食べずに、ダラダラしてずっと横になっていた。


気が付けば、外は暗くなりかけていた。


夕飯を作ろうと起きようとしたが、気力もおこらず、そのまま寝ていた。


玄関の扉の開く音がしたが、起きることが出来なかった。


扉を開けた主は圭介で、すぐに私の枕元に来てくれた。


「大丈夫か?」

そう聞かれ、心配をかけたくなかった私は、

「大丈夫、です。」

と、一言答えた。


しかし、明らかに小声気味だった。


圭介は、

「嘘つきだな。
思いきりバレバレだぞ!
顔、青白いぞ。
全然大丈夫じゃないぞ。
…それと、聞きたいことがあるんだけど…。」

と話してきた。
< 248 / 299 >

この作品をシェア

pagetop