私と上司の秘密
夜、一緒にベッドで横になっていると、

「最近、元気ないことないか?」

「いえ、気のせいだと思うけど。」

「いや、気のせいじゃない。
何か思っていることあったら、何でもいいから言ってみろ。
体にもよくないし。」

そう、優しく言ってくれた。


私の贅沢過ぎると思う不満は言えるはずはない。


すると、

「…、分かった。
俺のこと、冷めてきたとか。」

「そんな訳、ないじゃないですか。」

「じゃあ、俺との子供、生むのが嫌になってきたとか?」

「違います。」

力強く、断言した。


「じゃあ、俺の何が不満だ。」

少し怒った口調で話した。
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