私と上司の秘密
仕事から帰宅後、早速、キッチンで料理をしている凛に気付かれないように足音をたてず静かに近付き、そっと後ろから抱きついてみた。
と同時に凛の片方の肩に俺の顎をおいて、覗きこむ。
そして、凛のうなじにキスを落とした。
凛は、上下に肩を上げ、驚いた様子で、毎日のように今日も見事予想通りに驚いてくれて、その反応を見るのが楽しくてしょうがない。
『馬鹿だな。
俺…。』
それに、凛の肌の温もりを感じて、どうしようもなく、毎日が幸せを感じてしまう。
こんな些細な日常が俺にとっては一番なのかも知れない…。
『そう言えば、一度、凛が驚いた時、包丁を手から滑らせて危うく俺の足のすぐ近くに落としていたな。
流石にあの時は、俺はかなりびっくりして冷や汗が出たけど…。』
その時のことを思い出して、苦笑いをした。
高校の同級生でその時からの友人の隼人が、そう言えば言っていた。
「お前、俺が今更言うのもなんだけど、凛ちゃんの話しになると、イケメンの顔がヤバイほど崩れてデレデレになるよな。
もう見てられないよ。
って言うか何かイタイ。」
と哀れんだのような遠くを見る目をして話していたのをそう言えば思い出す。
ドン引きしていたようにも見えた。
『そんなこと、今更、俺の知ったことじゃない!
凛のこと、好きなんだからさ。』
最近、職場でも同僚らにも、
「おまえ、結婚してから随分雰囲気が変わったよな。
目付きも以前よりずっと、優しくなったし、奥さんぞっこんだしな。
キモいくらい…。」
と苦笑いをしながら、よく言われるようになった。
皆の前でも遠慮せず、躊躇することなく、
「凛のこと一筋に愛してる。」
と平気で胸を張って言ってのけることが出来る。
その時は、奴等はなんかドン引きしていたような気がする…。
『お前ら勝手に言ってろ。』
実際、本当にそうなのだから、間違っていない。
それに、社内でそんな噂も流れているらしいから、女が言い寄って来ることも見事になくなったから、無駄に時間を費やすことないから本当に良いことだ。
そんな無駄な時間を費やすくらいなら、早く仕事を終わらせて、家に帰って凛といたい。
昼休み、そんなことを考えながら、そして、凛を想像して。周りの奴にばれないように、それに、俺の凛を誰にも見せたくなくて、そっと隠れてスマホに保存してある凛の笑顔の画像を見て癒されている俺であった。
と同時に凛の片方の肩に俺の顎をおいて、覗きこむ。
そして、凛のうなじにキスを落とした。
凛は、上下に肩を上げ、驚いた様子で、毎日のように今日も見事予想通りに驚いてくれて、その反応を見るのが楽しくてしょうがない。
『馬鹿だな。
俺…。』
それに、凛の肌の温もりを感じて、どうしようもなく、毎日が幸せを感じてしまう。
こんな些細な日常が俺にとっては一番なのかも知れない…。
『そう言えば、一度、凛が驚いた時、包丁を手から滑らせて危うく俺の足のすぐ近くに落としていたな。
流石にあの時は、俺はかなりびっくりして冷や汗が出たけど…。』
その時のことを思い出して、苦笑いをした。
高校の同級生でその時からの友人の隼人が、そう言えば言っていた。
「お前、俺が今更言うのもなんだけど、凛ちゃんの話しになると、イケメンの顔がヤバイほど崩れてデレデレになるよな。
もう見てられないよ。
って言うか何かイタイ。」
と哀れんだのような遠くを見る目をして話していたのをそう言えば思い出す。
ドン引きしていたようにも見えた。
『そんなこと、今更、俺の知ったことじゃない!
凛のこと、好きなんだからさ。』
最近、職場でも同僚らにも、
「おまえ、結婚してから随分雰囲気が変わったよな。
目付きも以前よりずっと、優しくなったし、奥さんぞっこんだしな。
キモいくらい…。」
と苦笑いをしながら、よく言われるようになった。
皆の前でも遠慮せず、躊躇することなく、
「凛のこと一筋に愛してる。」
と平気で胸を張って言ってのけることが出来る。
その時は、奴等はなんかドン引きしていたような気がする…。
『お前ら勝手に言ってろ。』
実際、本当にそうなのだから、間違っていない。
それに、社内でそんな噂も流れているらしいから、女が言い寄って来ることも見事になくなったから、無駄に時間を費やすことないから本当に良いことだ。
そんな無駄な時間を費やすくらいなら、早く仕事を終わらせて、家に帰って凛といたい。
昼休み、そんなことを考えながら、そして、凛を想像して。周りの奴にばれないように、それに、俺の凛を誰にも見せたくなくて、そっと隠れてスマホに保存してある凛の笑顔の画像を見て癒されている俺であった。