私と上司の秘密
「ママ~っ。」
瑠璃の呼ぶ声にドキッとして、思わず圭介からすばやく離れ、端の方に追いやられていた瑠璃に近付いて顔をそっと覗きこむ。
「寝言だったみたい…。」
気持ち良さそうに、規則正しい寝息をたてながら、よく眠っていた。
今の行為を瑠璃に見られたんじゃなくて、ホッとした。
手を止めてお互い行為を中断していたが、
「瑠璃もよく寝ていることだし、もっと、もっと、仲良くしよね。」
そう言って、また私に近付いて、逃げ場を塞がれ、私の耳元でひくい声で甘く囁いた。
これから行われようとしていることに少し期待しながら気分が高揚していくが、羞恥で自分からは、『ウンッ』とは素直に頷くことは出来ない。
「凛、もうそろそろ、素直になれよなあ。
凛も待っていること、俺知っているんだから…。」
そう、意地悪な笑みを浮かべ、呟いた。
そして圭介は、私の手の甲にキスを落として、お姫様抱っこをして、いつものように、別室へ連れていかれた。
これから行われる行為に、興奮を覚えながら期待と不安が交錯する…。
今日も、どんなに啼いても懇願しても、圭介は許してくれようとはせず、何度も明け方まで深く意識が遠退くまで、解放してくれることはなかった。
瑠璃の呼ぶ声にドキッとして、思わず圭介からすばやく離れ、端の方に追いやられていた瑠璃に近付いて顔をそっと覗きこむ。
「寝言だったみたい…。」
気持ち良さそうに、規則正しい寝息をたてながら、よく眠っていた。
今の行為を瑠璃に見られたんじゃなくて、ホッとした。
手を止めてお互い行為を中断していたが、
「瑠璃もよく寝ていることだし、もっと、もっと、仲良くしよね。」
そう言って、また私に近付いて、逃げ場を塞がれ、私の耳元でひくい声で甘く囁いた。
これから行われようとしていることに少し期待しながら気分が高揚していくが、羞恥で自分からは、『ウンッ』とは素直に頷くことは出来ない。
「凛、もうそろそろ、素直になれよなあ。
凛も待っていること、俺知っているんだから…。」
そう、意地悪な笑みを浮かべ、呟いた。
そして圭介は、私の手の甲にキスを落として、お姫様抱っこをして、いつものように、別室へ連れていかれた。
これから行われる行為に、興奮を覚えながら期待と不安が交錯する…。
今日も、どんなに啼いても懇願しても、圭介は許してくれようとはせず、何度も明け方まで深く意識が遠退くまで、解放してくれることはなかった。