私と上司の秘密
正直、圭介はここのところ、毎晩帰りが遅かったので、私は、不安に思っていた。


おもちゃ屋のお店が閉店になる時間よりはるか遅くに帰って来ていた。


私は大丈夫か心配になり、今日、圭介のお昼休みに合わせて、メールもした。


「今日も帰りが遅いようだったら、もしも無理だったら、私変わりにお店、行って来るよ。」


メールを送った直後、圭介からの返信メールが届く。


「心配ないよ。
絶対に瑠璃のためにちゃんと買ってくから。」

そう、返信されてきた。
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