私と上司の秘密
3年前、ある女性が俺が所属先に配属された。


その女性のスカートから伸びた脚を初めて見た
瞬間、ゾクゾクし、身震いがした。


それに、何とも言えない興奮と心の高ぶりを
おぼえる。


俺の思い描いていた完璧とまで言える
理想の脚をしていた。


足首の適度な細さ。
ふくらはぎと太ももの適度な肉付きと締まり
具合。


最高に素晴らしい理想の脚をもっていた。


俺が、その脚に一目惚れした瞬間だった。


『その女性の脚に…。』


大学時代に封印していた気持ちが、沸々と
よみがえった。


しかしその時は、周りの目があるので、何とか平常心を保っていた。


その脚の持ち主は、宮下凛という名前で、
身長は、160センチくらいのヤセ型で、
綺麗というよりは、どちらかというと、
可愛らしいタイプという印象を受けた。


22歳で、年齢よりは、幼くみえる。


そんな俺と歳の離れた子に一目惚れ(脚で
あるが…)したのがバレたら、ちょっと、
アブナイ人かも知れない。


後で聞いた噂だと、『けっこう、男子に人気で、狙っているヤツもいるらしい』

と情報が、どこからともなく耳に入ってきた。

< 31 / 299 >

この作品をシェア

pagetop