私と上司の秘密
宮下は、真面目であるが、抜けたところも
ある。


一生懸命仕事に打ち込んでいるみたいだが、
それにも関わらず、些細なケアレスミスを
よくする。


その度、呼び出して注意しているが、他のヤツに、そして宮下本人にも気付かれないように、密かに、宮下の脚を見ては、癒されていた。


仕事が忙しく、疲れている時も、宮下の脚を
見ているだけで、ただ、それだけで、唯一、
仕事の疲れを忘れさせてくれる気がした。


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