私と上司の秘密
すると、課長は私の脚に頬を寄せ、頬擦りを
した。


「これは、俺のものだ。
俺のは、凛のものだ。」


課長の両手が私の両頬に伸びてきて、そっと
触った。


まるで、恋人同士でする会話みたいではないかと錯覚してしまいそうだ。


私は課長の片方の手を両手で持って、自分の
頬に課長の手の甲を頬擦りしてみた。


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