私と上司の秘密
知らず知らずの内に、ベッドの方へ追いやられ
乱暴に、ベッドへ押し倒された。


私は、ベッドに仰向けに寝かせられる格好になってしまい、その私の脚に課長は頬擦りを
した。


会社では決して見ることがない、課長の素顔。


私に、いや、私の脚に癒されている課長…。


私も課長の手に、癒されている。
いや、課長自身に癒されているんだろうか…。
それとも安心感というか、多分、私にしか
こんな素顔を見せていないであろうという、
満足感。


この感情は、何だろう…。


気付けば課長は、寝息をたてて気持ち
良さそうに眠っていた。


私は、課長の撫でてみた。


さらさらの髪が心地良かった。
< 81 / 299 >

この作品をシェア

pagetop