大好きだから、、、


最初はなにかのうそだと思った。

だって優しいお兄ちゃんが
そんな…そんな…

すると、


「おい!誰か!来てくれ!」


廊下から声がした。
私はかけよった。


「ど、どおしたんですか?」


「だ、誰かがここの3階から飛び降りた…」


事務所の人だろうか。
立てなくなっている。


「え…ちょっとみてきます!」


嫌な予感がしたから、
すぐに飛び降りたという窓から
下をのぞいた。
まさかだった


「お…にいちゃん…?
ま…さか… 」


でも、今日来てた服と一緒…
あれはお兄ちゃん…


で、でも…ここは3階…


まだ助かってるかもしれない…

早くいかなきゃ…!


――…
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